40代以上の人は、子供の頃よく宮型の豪華な霊柩車を見たことがあるという人が多いのではないでしょうか。年月が経つにつれて徐々にこのタイプの霊柩車を見かける機会が減ってきたように感じているかもしれません。黒塗りの車の上に神社が載っているかのような宮型は昭和初期に誕生したと言われています。
その見た目からもわかるように宮型は目立ちやすく、家の前に止まっていると一目で誰かが亡くなったということが周りの人にわかってしまいます。プライバシーを守りたい人や目立たずにひっそりと身内だけで葬儀を済ませたいという人々が増えてきたことで、宮型を使用することが徐々に減ってきました。
宮型に変わって使用されるようになったのが洋型やバン型です。どちらも一見普通の車両のように見えるため目立つことがなく、黒の他にネイビーやホワイトの車両も登場するようになりました。特にバン型は通常のワンボックスカーと見分けがつきにくく、周りの人にわからないように葬儀を行いたいという人に向いています。またバン型であれば柩だけではなく、遺族も一緒に乗車することができるので移動しやすいというメリットもあります。納得できるタイプを選んでみてください。
丈雄の納骨のマナーメモダイアリー Copyright(C)www.memo-nokotsunomanner.net All Rights Reserved.