丈雄の納骨のマナーメモダイアリー

2017年07月25日

納骨をする際の謝礼の相場を知っておく

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火葬をして遺体を遺骨にしたら、その骨はお墓に納めることが一般的です。このことを納骨といいます。注意点として挙げられるのは、四十九日の法要と納骨式を同じ日に行いたいという考えの場合に、あらかじめお寺にその旨を伝えておくことです。

通常の法要よりも、実際に墓地に行くなど必要なことが多いので、まず僧侶の予定を確認する必要があるからです。これはお墓にお骨を納める行事ですから、法要も屋外で行う場合があります。寒冷地では冬場を避けて春以降にする場合もあります。

新しいお墓を用意した場合は、墓石に魂を入れる「開眼法要」も行います。新しく建てたお墓に納骨する際は、「開眼供養御礼」として3万?10万円くらいも別でお渡しします。更に屋外での時間は長くなります。高齢の方や、妊婦さんや、体調の悪い方には十分配慮することが大切です。

納骨のマナーは様々ですが、服装に関しては、基本的に四十九日の法要までは本式の喪服です。男性の場合は黒のスーツ、ネクタイ、靴下、黒い靴。白いワイシャツを中に着て、派手な時計や装身具は避けましょう。女性は黒のスーツやワンピース、装身具はパール以外避けたほうがよいとされています。

四十九日以降は、略喪服で問題ありません。納骨の際の謝礼の相場は3万円前後が一般的です。僧侶に納骨を行う墓地や納骨堂に出向いてもらう際には、お車代を、会食を用意したけれど僧侶がそれを辞退された場合には、御膳料を追加でお渡しします。