丈雄の納骨のマナーメモダイアリー

2021年06月19日

納棺という流れでは思い出話しもしよう

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訃報の知らせを葬儀社からされることもあるでしょう。生前に相談しておくメリットは、会葬人数の把握にもあります。相談の際、作成しておいた連絡先を業者が受け取り、葬儀社からの地図を含めた訃報をFAXしてもらうなど、遺族は負担軽減ができます。

ちなみに、葬祭ディレクターやプロデューサーには、女性が携わる確率も高いようです。そうした場合、プロデューサーは、奥さんに美容室へ行くことを提案するといいます。経験が豊富なだけに、旦那さんが先に亡くなった場合、奥さんは悲しみにくれ、寝ずの番をするといいます。

身体を酷使していることを知っているだけに、休めてほしいと提案するといいます。故人の奥さんを含め、親族立ち会いの元、納棺式を執り行うなど、家族葬が営まれます。面会してからは、黙祷、そして控室でお茶を飲みながら納棺師か身体や顔のお手入れを整えてくれます。

これは、男性であれば、ヒゲを剃ってくれますし、女性ならば薄化粧を施し、髪をクシでとかしてくれます。家族葬の場合、白装束ではなく、故人の気に入っていた衣服を纏わせることもあるといいます。納棺師がお手入れをするこの時間は、思い出話しをしながら、見守るのがよいでしょう。