故人の霊前にお花やお線香ではなく、その代わりとして備えるのが御香典です。お香典を持参するのはお通夜か葬儀、どちらか片方で構いません。両日参列をすることもありますが、お通夜の際に渡していれば、もう用意をする必要はないです。
お金は不祝儀袋に入れますが、最初からお香典の印字が入ったタイプを使うと手間がありません。パソコンやスマートフォンでの入力が身近になった現代人ですから、手書きをすること自体あまり得意ではないケースが多いです。
ボールペンで書くのも字が気になるのに、それが筆ペンなどを使うとなったら緊張をします。でもお香典印字入りだったら、後は名前だけなのでその方が気が楽かもしれません。表袋の下の段に氏名を書ますが、住所は内袋に書きます。
包む金額は故人と自分との関係で違いますから、相場をあらかじめ把握しておくことです。薄い墨の筆ペンや毛筆で表書きは書くものの、黒のペンで中袋は書いて構いません。字の上手い下手は気になるところですが、丁寧に人が読みやすい文字を心がけて書くことです。
お札を見ると裏と表があることに気が付きますが、お香典は裏向きに入れるようにします。注意をしたいのは、うっかり新券を包まないこと、準備万端だったような印象を与えてはいけません。
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