丈雄の納骨のマナーメモダイアリー

2016年11月21日

一般的には忌明けだが納骨の時期にマナーはない

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遺骨をお墓に埋葬する納骨の時期にマナーはありませんが、一般的には葬儀も終わって遺族も落ち着いた忌明けのころに行われます。仏教や仏式の場合には忌明けの法要が済んだ日に行い、キリスト教ではプロテスタントでは一か月以上に行われる昇天記念日に行い、カトリックでは一か月後の命日に行われる追悼ミサに合わせて行います。神道・神式の場合には五十日霊祭の日に行います。

準備はまずいつ行うか遺族で相談します。次に場所を決めていきますが、忌明けの法要と同日に行う時には各それぞれの宗教の決まりにそって寺、教会、神社などで行います。忌明けの法要と別の日程にする場合には四十九日法要は自宅で、納骨式はお寺でと場所を分けることが多いです。故人の遺志や宗教に合わせて場所を決めますが、最終的には菩提寺や教会、神社などと相談して決定した方がおすすめです。

墓地や霊園など施設によって場所に制限があることがあります。確認は必須です。寒冷地では雪解けのころまで延ばす地方もあります。新しくお墓を用意する場合やお墓の手配が間に合わない場合には、遺骨を自宅で供養したり、納骨堂に期限付きで納めておく場合もあります。新しいお墓を用意した場合には、開眼供養または開眼法要という儀式を行います。