丈雄の納骨のマナーメモダイアリー

2019年06月20日

韓国や中国で実施されている葬儀方法

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世界の国々では日本とは異なる方法で葬儀が実施されています。ここではアジアの国々の中でも、特に日本と関係が深い韓国と中国における葬儀方法について紹介してみることにします。韓国の伝統的なしきたりによると葬式は3日間かけて行われます。

盛大に行うことで亡くなった人に敬意を示すことができると考えられており、家族や親戚とは関係のない人を大きな泣き声をあげてもらうためだけに雇ったりもするほどです。また伝統的な衣装としてリネンで作られた生成り色の服を身につけます。

葬式では黒い喪服に身を包むことになっている日本人にとっては、変わった習慣だと感じられるかもしれません。中国では派手に行うことが重要だと考えられています。ドラや爆竹を鳴らして大きな音を立てて人々の気を引いたり、偽物の紙幣を燃やしたりもします。

また本物のお金がばらまかれることもあるということです。さらに現在は行われていませんが、昔はストリップショーが行われることもあったそうです。韓国と同じように、泣き声をあげてもらうために泣き女という職業の人を雇ったりもします。葬儀を盛大に行うことで、亡くなった人に敬意や愛情を示すという点では韓国と共通する考え方があると言えます。